『アールデン系 第4弾』
”ペーター&ハンス・ファンデンアインデン兄弟鳩舎”の紹介
〜〜文献は「チャンピオンダイジェスト誌より 一部改」〜〜
オランダでも頂点を凄めたファンデウエーゲン、カイパー兄弟、或いはファンへ−ルといった鳩舎は日本にも鳩が相当数入り、全国各地で顕著なレース成績を上げています。ヨーロッパ長距離鳩界に
1980年代後半彗星の如く現れた“重戦車”の異名をもつオランダのぺーター&ハンス・ファンデンアインデン兄弟鳩舎を紹介します。1989年度ヨーロッパ杯獲得/1989年度のヨーロッパ・カップは、史上最年少のチャンピオンによって獲得されました。ペーターとハンスのファンデンアインデン兄弟は、彼らの輝かしい数々の勲章に、更にヨーロッパ鳩界全てが渇望している勲章を付け加えたのです。オランダ・ドイルネに住むペーターとハンスのファンデンアインデン兄弟は、大変裕福な養豚業者です。兄ペーター弟ハンスはいずれも100キロを優に越す巨漢で別個に豪壮な邸宅を構え、それぞれに鳩舎を持っています。
彼ら兄弟は、別々な鳩舎でレース参加しています。彼らは17年前からこのアラバン州で長距離レースに参加していますが、Nレース或いは国際レースに於いて、壮大な成績を挙げ続けてきたました。弟のハンスは、ペルピニヤンNレースに総合優勝した他、この89年度ヨーロッパ杯を獲得。兄のペーターは、西ヨーロッパ・スーパーマラトンのチャンピオンになった他、ペルピニヤン国際レース総合優勝バルセロナ国際レースでのフランドル賞をも獲得しました。彼らの破壊的なレース成績の前には、何人と言えども沈黙せぎるを得ないのでした。
18年前まで、彼らはこのアラバン州で中距離レースに参加し、信じ難いほどの成績を挙げていました。彼らの成績に匹敵する鳩舎は、この数千人の会員を擁するアラバン州でも、大変に稀であったそうです。そして1年後、彼らが長距離レースにステップを踏み出した時、彼ら兄弟が簡単に成功するとは、誰1人信じていなかったのです。ところがそれは信じ難いほどの形となって現れたのでした。そして今では誰もが彼ら兄弟の飼育鳩を問題とするようになったのです。
“フォンドダイフケ”と“ド・55”
ファンアンアインデン兄弟鳩舎を紹介する時、特に傑出した2羽の種鳩をとりあげざるを得ません。その内の1羽は、この兄弟鳩舎にチャンピオンのレッテルを貼る最大の原因となった雌種鳩、黄金の卵を産むと言われる“フォンドダイフケ”です。この“フォンドデイフケ”は、多くのチャンピオン鳩の親であり祖母でした。今回はその中でも特に有名な孫鳩である『バルセロナ48』と『マダム・ペルピニャン』を紹介します。また、“ド・55”はファンアンアインデン兄弟鳩舎では強い近親交配で最も成功を収めた基礎鳩です。今回は“ド・55”のラインで活躍し有名な『ローン・バリー・レデー』を紹介します。 以上 2001.11.17(土)
『バルセロナ48』
:NL82−8287448 BC ♂『マダム・ペルピニャン』
:NL82−8298863 BLKC♀『ローン・バリー・レデー』
:NL84−8438565 BC ♀*ド55の血統構成*
**血統の構成はアールデンブックより**(2003.7.26追加)
〜〜文献は「チャンピオンダイジェスト誌より 一部改」〜〜 以上 2001.12.13(木)